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LEDの寿命は何年?1年しかもたないケースが続出?!長持ちさせる方法とは [暮らし]

白熱電球や蛍光灯とくらべて、
その圧倒的な寿命の長さから、
大人気となったLED。

そのLED電球の寿命が、
たった2,3年で尽きてしまい、
点灯しなくなるケースが全国で
相次いで報告されているようです。

LEDの寿命は、年に換算すると、
一体何年ぐらいなのでしょうか?
また、なるべく長持ちさせる秘訣とは
なんなのでしょうか?
せっかく買ったのに、早く壊れてしまったら
悲しいですよね!調べてみました。


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まず、「LEDの寿命」を年に換算すると
何年なのか?について。

LEDの場合、そもそも寿命とは、
光束(=明るさ)が出荷時の70%以下になった
あるいは
点灯しなくなった
瞬間のいずれか早く到達した方を指すようです。

そうした定義のもと計算すると、
仮に一日10時間電球を使用した場合、

・白熱電球:
寿命:1,000~3,000h
交換:約2ヶ月

・蛍光灯:
寿命:9,000~12,000h
交換:約1年半

・LED電球:
寿命:20,000~60,000h
交換:約10年

ただし、この寿命は、
あくまで「理論上」の数値です。
実際の電球として使用された場合、
これらよりはるかに短い年数で、
暗くなるどころか点灯しなくったという
LED電球の事例が、多数報告されているです。

その主な原因となるのが、
LED以外のパーツによる、
電熱故障です。

電球の中を分解すると、
・LEDの発光部
・基盤
・口金
で構成されているのですが、
このうち"熱"による劣化で壊れてしまうのが、
基盤の中に含まれる電解コンデンサの部分。

電解コンデンサが壊れてしまうことで、
白熱電球とほとんど変わらない、
およそ1000〜3000時間ほどで
LED電球がつかなくなってしまうことも
あるんだとか。
これでは、せっかく数千円出して
買ったLED電球の意味がありませんよね。


したがって、LED電球の寿命とは、
一日10時間ほど使用した場合、
理論上の数字では10年ですが、
実際に基盤などが熱でやられた場合、
数ヶ月〜1年ほどに短くなってしまうことも
あるようです。

このように、
LED電球の寿命を左右するのは、
LED発光部の性能ではなく、

1)電球内部がどれだけ高温になるか
2)電球内部の基盤かどれだけ熱に耐えられるか

によって決まってしまうということですね。


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ところで、
電球内の温度が上がってしまう
要因とはなんなんでしょうか?
ひとつは、
密閉器具による熱放散の妨げがあります。
電球の周りが密閉されていれば、
それだけ熱が内部にこもり、
器具の損傷につながってしまうんですね。

電解コンデンサの中には、
耐熱タイプ」といわれるものがあり、
それらには
「密閉器具対応」
「断熱材施工器具対応」
といった特別な仕様ラベルが付いているんだとか。
電気屋さんで買う場合は、
なるべくこうした耐熱タイプを選んだ方が
元がとれそうです。

しかし、こうした「耐熱」仕様も、
あくまで一定の規格温度下で使用する
という条件を守っている場合のことだそうで。

なにが言いたいかというと、

・電球以外に発熱源が近くにある環境
・屋外などで日光により熱くなる環境
・長時間にわたって点灯しつづける環境

こうした環境下では、LED電球が耐熱で
あったとしても、やはり劣化が進んでしまうそうです!
ですので、電球の近くに、
高熱のダクトがあったり、
電熱器があったりする場合には、
要注意ですね。

例えばトイレのように、
点けたり消したりが頻繁に行われる場所は、
LED電球の使用にもっとも
適した使い方なんだそうです。

自分の家や生活スタイルの中で、
LED電球が向いている場所を
改めて検討しなおす必要があるかもしれませんね。



ここまで読んでいただき、
ありがとうございました!


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