保育園落ちた ヤジ議員は誰？平沢勝栄による保育園ヤジの意図とは？

「保育園落ちた」の匿名ブログについて、
国会中継で不当なヤジを飛ばした
議員は誰だったのでしょう。

野次を飛ばしたのは、
平沢勝栄議員。
彼の人となりと、
失言の意図にせまります。


スポンサードリンク






2月29日に行われた
衆院予算委員会において、
「保育園落ちた日本死ね！！！」の
匿名ブログ記事内容について
質疑応答がありました。

自民党側は、安倍総理が
「匿名である以上、実際本当に起こっているか、
確認しようがない」と、
保育園不足の実態を否定するかのような発言。

つづいて野党側の、
山尾志桜里議員が
ブログの本文を読み上げたところ、

「中身のある議論をしろ」
「誰が書いたんだよ」

などのヤジが次々と飛びました。

この後、怒りに燃えたTwitterユーザ達が、
「#保育園落ちたの私だ」タグで
存在証明をすることを提案し、
また待機児童問題の署名も、2万5000筆も
集まることとなりました。


このヤジを飛ばしたのは、
自民党の平沢勝栄議員
ではないかと言われています。

その後、出演したテレビ朝日の
朝の番組「モーニングショー」では、

「これ、本当に女性が書いた文章なんですかね」

と発言し、
ここでも隣で聞いていた高木美保さんに、

「女性・男性関係ない」

とバッサリ糾弾されています。



スポンサードリンク






平沢勝栄議員は、もと警察官僚の出身。
東大法学部を卒業し、すぐに警察庁に入庁。
その後、官僚として順調にキャリアを築いてこられました。

まさに、いわゆる勝ち組官僚として、
不自由なく成功街道を
歩んで来た実力派官僚...
といった感じでしょうか。
テレビの討論番組でも、よく拝見しますよね。

ただでさえ女性官僚の少ない中、
警察庁だなんて、まさに男社会の中で
生きてきた古い考えの持ち主
なんだろうなと思います。

わたしは、平沢勝栄議員の
"古い考え"がけして悪いとは思いません。
たしかに、あのブログ記事の内容うんぬんの前に、
「死ね」という言葉を使う、
書いた人物の品性をまず問いたいという気持ち、
普通の昭和のおじさんだったら、
そう思ってしまうかもなと思います。

しかし、自身のヤジについて
謝罪をするどころか、
「女性が書いたのか」などと
ジェンダー差別的なニュアンスともとれる
発言をしたのはまずかったですね。

また、今回の件に関しては、
やはり文章の体裁よりも、
その内容に目を向けるのが優先だったはずです。
いつまでもずるずると問題を棚上げし続ける政府に対して、
国民の目線は、相当シビアなものになってきています。
それくらい、待機児童に関する事態は、深刻な状況です。

その空気感を察することができなかったのは、
世論を読む事ができていないという意味で、
失策だったといえるでしょう。


問題のヤジを飛ばした人物は複数おり、
すべてが特定できている訳ではありません。
続報が出て来次第、ブログの方では、
追記していきたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました！



スポンサードリンク